つい先日、久しぶりに悪質な案件に出会いました。
マルチ商法の勧誘目的の案件です。
クラウドワークスではマルチ商法やねずみ講の案件募集を禁止しています。
「【怪しい仕事や詐欺に注意!】クラウドワークスの違反案件とその見分け方」の記事でも違反案件についてお話してきていたのに、ちょっと甘かったのかなと反省しています。
今日はその悪質な案件へ応募し、マルチ商法の勧誘だと気付き違反報告するまでのお話をしたいと思います。
魅力的な案件を発見してすぐに応募!
2ヶ月ほど前、クラウドワークスで仕事を探しているとぜひやりたい!と思う魅力的な案件を見つけました。
「エクセルを使った商品のデータ入力作業」
他の仕事でも日頃から使っているエクセルを使ったデータ入力の仕事でした。
仕事内容は、
- 商品の入力作業で長期での募集
- 1商品あたり10分程度かかり、単価は250円
- 月に1万円ほどの報酬
- マニュアル有り、未経験OK
- 募集人数は7名
- クライアントは女性でアイコンも女性の横顔の写真
このような案件でした。
ただ少しひっかかる点として、
- 過去の発注実績や評価がない点
- クラウドワークスに登録したばかり
この2点があったのですが、魅力的な仕事だったのでそんなに怪しむことなくすぐに応募してしまいました。
応募の際には性別や年齢、1日に何時間ほど作業が可能かも入力する必要があったため、違和感を感じるどころかきちんとしているなという印象さえ受けました。
私の他にもすでに100名近くの人が応募していたので、そこも安心してしまったポイントでもありました。
案件の募集終了後、クライアントからメッセージ
募集が終了したその日の夜、クライアントからメッセージが届きました。
契約に至らなかった場合に、メッセージをくれるクライアントさんは少ないです。
そんな中なんてきちんとされているんだと嬉しく思っていると、メッセージには続きがありました。
マルチ商法の勧誘でした。
今回のクライアントの目的と流れはこうです。
- クラウドワークス上でありそうな、なおかつ魅力的な仕事を発注し応募者を集める
- 募集終了後、誰とも契約せずに応募者全員に勧誘のメッセージを送る
- その中で1人でもいいからLINEに登録してくれたらラッキー
応募者は240名ほど、募集終了後の契約数は0人でした。
今回応募するにあたって、応募メッセージを一生懸命考えたり契約できた場合のタイムスケジュールを考えたりと結構な時間を使いました。
それはムダな時間だったんだなーと悲しい気持ちと共に、騙された怒りが込み上げてきました。
そしてもしかすると応募した人の中に、LINE登録してしまう人が出るかもしれないと思いすぐにクラウドワークス事務局に通報しました。
契約前のLINE・マルチ商法の件で通報
クラウドワークスでは、契約前にラインやスカイプなどの外部メッセージを使ってやり取りする事は禁止されています。
(※スカイプで面接を行う場合などに、事前に許可を取っている場合もあります)
そして発注する意志のない案件の募集も、もちろん禁止です。
今回はLINEの件、そしてマルチ商法の可能性が高いことを書いて通報しました。
通報するとクラウドワークス事務局がその件について調査を行います。
ですが調査の経過やその後の対応については教えてもらうことはできません。
以前、契約前にLINEの登録を促されて通報した際はその案件はすぐに募集停止となりました。
今回は募集終了後だったので、どうなったのか現在も分からないままです。
私はその後、このクライアントからメッセージが来ないようにブロックしました。
ブロック機能については、「【失礼なクライアントはブロック!】クラウドワークスのブロック機能の使い方」で紹介しています。
今回の反省点と今後について
今回の反省点は、
- クラウドワークスに登録したばかり
- 過去の評価がまだない
というクライアントにも関わらず、疑いもせず応募してしまった点です。
きちんとしたクライアントの可能性はゼロではない。
でも今後は新規のクライアントさんに関しては応募をやめようと思います。
クラウドワークスでのクライアントの選び方については、「クラウドワークスでの安心な案件・クライアントの選び方」で私なりの判断基準を紹介しています。
公式サイト → クラウドワークス