みなさんは「おりもの対策」ってどうしてますか?
私は高校生の頃からおりものの量が増え、その頃はずっと市販のおりものシートを使っていました。
でもその頃のおりものシートって今のものよりずっとカサカサしていてカブレたりムレたりしやすく、使い心地は最悪でした。
そして蒸れる事が多いためか、カンジダ症に何度もかかり婦人科によく通っていました。
そんな不快な生活を送っていた中、妊娠中に「布ライナー」というものに出会いその使い心地にハマり、それ以来ずっと布ライナー生活を送っています。
布ライナーは市販のおりものシートと比べて肌に優しいことはもちろん、長い目で見るとお財布にも優しいという節約の面でもメリットがあります。
今日は私が感じる布ライナーのメリットやデメリット、そして市販のおりものシートと比べた場合の節約効果などについて紹介していきたいと思います。
布ライナーとは?布ナプキンとの違いは?
布ライナーとは、おりものが多い日などに使う市販のおりものシートの布バージョンです。
肌に当たる部分などほとんどが綿で作られているため肌に優しく、通気性もよく快適に過ごすことができます。
私が使っている布ライナーは、ナプキンに似た形で左右にスナップボタンがついています。
下着の上に置き、下着の下でスナップボタンを留めるだけで装着が完了するのでとっても簡単!
布ナプキンと同じじゃないの?って思う方もいるかもしれませんが、布ナプキンとの違いはその使用目的です。
<それぞれの使用用途>
そうなんです、形や見た目は似ていますが、使用用途が全く違うのです。
布ナプキンは生理用なので「防水布」が入っていて、経血を通さないようになっています。
布ライナーにはこの防水布が入っていないものが多く、入っていないものは生理の時につけると漏れてしまいます。
ですが生理の終わりがけのかなり量が少ない時期ならばナプキン変わりに使うこともできるそうです。
あと、生理が始まりそうな時期に下着が汚れないようにとつける人もいます。
私の場合、布ライナーはおりもの専用として使いたいので、生理5日目からもしくは生理が始まりそうな時期は布ナプキンを使ってます。
最初は多い日も布ナプキンを使っていたのですが、洗うのが面倒で…
経血が少ない日もバタバタして忙しい日などは布ナプキンは使わず紙ナプキンにすることもあります。
布ライナーのメリット
5年ほど布ライナーを使ってきて感じたメリットは以下の3つです。
- 肌に優しい
- ゴミが出ない・ストックの場所を取らない
- おりものシートに比べて節約になる
①肌に優しい
私が使っている布ライナーは綿100%で生地がとても柔らかく、使い心地がとってもいいです。
防水布がないことで通気性があり、夏場でも快適に過ごすことができています。
布ライナー・布ナプキンを使い始めてから、カンジダ症に悩まされることはなくなりました。
②ゴミが出ない・ストックの場所を取らない
おりものシートの場合、紙ナプキンと同様に使い終わるとゴミになります。
ゴミ出しの日まで取っておかなければいけないのが、私にとってはちょっとストレスになっていました。
布ライナーの場合は使い終わったらすぐに洗濯できるので、ゴミが出らずかなりエコです。
そしておりものシートってたくさん入っていてかさばるので、けっこう場所をとります。
紙ナプキンのストックもあるので、両方買ってた時期は引き出しの1段全てを占領…
布ライナーや布ナプキンにしてからはかさばらないので、下着入れに楽々入るようになりました。
おりものシートの分が空いたので、引き出しに余裕がうまれました!
③おりものシートに比べて節約になる
布ライナーはおりものシートに比べ初期費用が高くなるのですが、長い目で見るとおりものシートに比べて節約になります。
詳しくは「おりものシートとの金額比較」の表を下の方で作っているのでそちらを読んでみてくださいね。
布ライナーのデメリット
布ライナーを使ってきて、正直感じたデメリットは以下の4つ。
- ある程度、枚数が必要
- 尿漏れには対応してないものが多い
- 商品によってはズレる
- 経血がついた場合は面倒
①ある程度、枚数が必要
布ライナーの生活を始めるには、1枚だけでは足りません。
おりものの量が多い日は2枚、人によっては3枚必要な場合があります。
私の場合は1日1枚で大丈夫な日もあれば、2枚必要な日もあります。
洗濯して梅雨時期や冬の時期に乾かないことを考えて、
1日2枚 × 3日分 = 合計6枚
購入し、ちょうどよく使い回せてます。
最初から6枚揃えるとなると私の購入した布ライナーだと約6000円ほどかかります。
という方は1枚550円といったようなお試し版もあります。
②尿漏れに対応していないものが多い
おりもの専用の布ライナーは防水布が入っていないものが多く、尿漏れには対応していません。
防水布が入っていない分、通気性はよいのですが産後などの尿漏れに悩んでいる方には向いていません。
少し割高にはなりますが、尿漏れ対応の布ライナーもあります。
心配な方は対応しているものを購入しましょう。
③商品によってはズレる
前に購入した布ライナーが、よくズレていました。
クルっと回転して上下反対になったり、パンツの中でグチャっとなったりとそれはもうかなりのストレス。
私の場合、布ライナーのサイズ・下着のサイズが合っていなかったことが原因でした。
布ライナーの幅は下着のサイズに合うもの、そして長さも少し長いものを購入したところ格段にズレにくくなりました。
そして下着はきちんと身体にフィットするものがオススメです。
④経血がついた場合は面倒
布ライナーとしてだけ使用したい場合でも、急に生理が始まり経血がついてしまうことがあります。
経血がついた後のお手入れ方法としては、
- ざっと水洗いして経血を落とす
- 専用の洗剤もしくは100均にもあるセスキ炭酸ソーダで作った水につけ置き
- 手洗いもしくはネットに入れて洗濯機で水洗い
と、結構手間がかかります。
布ナプキンでお手入れに慣れている人はいいですが、手入れが面倒な人は生理日付近はおりものシートを利用するなどして経血がつかないように気を付ける必要があります。
それでも生理がかなり早まって始まった時は対応できない事もあるので、念のためセスキ炭酸ソーダは常備していると安心です!
おりものシートとの金額比較
商品や使う年数によっても金額の差は違ってくるのですが、例として私が今気に入っている少しお高めの布ライナーと、アマゾンで人気のおりものシートで金額の差を比較しました!
<作成した際の条件>
- おりものシートは、1日あたり2個使用(1個あたり約5.3円で小数点以下繰上)
- 布ライナーは6枚で5,925円のもの(1日2枚使用)
- 1ヶ月の内、生理7日間を除いた24日間で計算
- 金額は累計を入力
1年 | 2年 | 3年 | 4年 | 5年 | |
---|---|---|---|---|---|
布ライナー | 5,925円 | 5,925円 | 5,925円 | 5,925円 | 5,925円 |
おりものシート | 3,053円 | 6,106円 | 9,158円 | 12,211円 | 15,264円 |
2年経った時点で、金額が逆転するのが分かります。
布ライナーの寿命は3~5年と言われているので、3年使うだけでも約3,000円の差。
5年持てば約10,000円の差が出てきます。
布ライナーのお手入れ方法
布ライナーは経血がついた場合は布ナプキンと同じお手入れが必要になってしまいますが、それ以外は普通の下着の洗濯と同じ方法でOKです。
手洗いもしくはネットに入れてそのまま洗濯機にポイっとするだけなので、とっても楽です。
普通の下着同様、きちんと乾いてから使用するようにしましょう。
私が気に入っている布ライナー
今までいろいろな布ライナーを買い足してきましたが、最近購入してすごく気に入っているのがジェランジュの「消臭!おりものライナープラス」です。
以前この商品の小さめサイズを使っていたのですが、ヨレることが多く使わなくなっていました。
今回は長さが19cmもあり、幅も16.5cmにアップしたため私にはピッタリで今のところ全然ズレたりしません。
そして防水布はないものの、ネル(ネルとは布ナプキンで使われている織物の生地のこと)が2枚重なっているため軽い尿漏れなら対応可能!
消臭タグがついているため、うっかり尿漏れした時も素早く臭いを吸収してくれる所も魅力的です。
少し厚みが気になりますが、今のところ蒸れたりせず快適です。
同じタイプの2枚セットなら、柄は選べませんが送料無料です。
1枚タイプは柄は選べますが送料がメール便で270円かかります。
お試しで買いたい方はまず1枚購入。
気に入ったら次から2枚セットを購入するといいと思います。
【柄が選べる1枚のみはこちら】
楽天ショップ
【消臭!おりものライナープラス】オーガニックコットン 布ナプキン おりものシート…
Yahooショッピング
【消臭!おりものライナープラス】オーガニックコットン 布ナプキン おりものシート…
【柄は選べないけど送料無料になるのはこちら】
楽天ショップのみ
布製おりものシート【おりものライナープラス 2枚セット】オーガニックコットン 大…
(※時期によっては送料がかかる場合があるのでご購入前に必ずご確認ください)
この商品が私には合いましたが、布ライナーの使い心地やサイズが合うかどうかには個人差があります。